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SDGs(Sustainable Development Goals)は、2030年までに様々な問題を世界中が協力して解決していこうと国連が決めた17の目標です。日本でも大きな広がりを見せていますが、全国銘菓の加盟店も多彩な取り組みを行っています。
例えば、自然界で分解されないため生態系に影響を及ぼすなどの問題を起こしているプラスティックは菓子の容器や包装でも使われています。これを紙やバイオプラスティックに切り替える試みが始まっています。
【環境にやさしい包装資材に】

「チョコレート5枚入」(※写真)や「ホワイトチョコレート5枚入」の外箱を紙素材に変更。ビニール袋や通販品用緩衝材をバイオマス資材に替えた。<六花亭>

箱入り・缶入り「鳩サブレー」の仕切りトレーを、サトウキビのしぼりカスを原料とした紙素材のものに変更。袋入り「鳩サブレー」の袋も紙素材に変更した。<豊島屋>

新商品「むかし吉備団子と日本茶セット」のパッケージにはFSC認証の紙、印刷にはバイオマスインクを使用。<廣榮堂>

ビニール袋をバイオマス25%以上のものに変更し、無償提供。
<わかさいも本舗>

手提げ袋をプラスティック素材から紙素材に変更。デザインや強度は変わっていない。<とらや>
豊かで幸せな未来を次世代に渡していくために、プラスティックや食品ロスの削減だけでなく、皆でそれぞれができる努力や工夫をしていきましょう。
【フードロスを減らす】

棹菓子の切り落としを冷凍し、数か月に一度、販売。切り落としの廃棄はほぼゼロに。
<乃し梅本舗 佐藤屋>

「一六タルト」の包装素材を変更して賞味期限を1〜2週間伸ばすことで、食品ロスを削減。<一六本舗>


カステラの切れ端を2度焼きしたお菓子「フクサヤビスコチョ」を開発。一部店舗で販売。
【省エネのアイデア&リサイクル】

強い陽射しを避けるために年6回、作り替えている日よけ幕を、エコバッグに。今年で12年目になる取り組み。<かるかん元祖 明石屋>
【国産材を使う】

新店舗の什器に県内産「西川材」の間伐材を使用。使いながら乾燥させ、半年後に交換。返した木材は建材などになる。<龜屋>
